マニラの日です。夕刻、アニラオの常連さんとスペインレストランのバルシーノ(Barcino)へ食事へ。
そこで話題になったのが、「スペインの名物料理、うなぎの稚魚のオイル煮はカマボコやで。」
確かマニラの別のスペイン料理屋で数年前に食べたときは本物だったような気がしていましたので、試しに注文。ちなみに900ペソ。結構な値段です。
こちら。
白と黒の二食のかまぼこだよね。目もないし、断面に背骨も内蔵も認められませんでした。
世界的なウナギの枯渇はこういう形でマニラで体験できました。ちなみに、フィリピンはかなりウナギ稚魚がとれるようで(これまで注目されていなかった模様)、世界のウナギ養殖業者から熱い視線が送られているそうです。
で、Barcinoの名誉のために書いておきますが、あとでメニューを確認すると、「GULAS AL AJILLO」となっていて、うなぎの稚魚の代用品GULASを使ったアヒージョとちゃんと書いてありました。うなぎの稚魚はANGULAS。アンのあるなしで判断できることがわかりました。
うなぎの稚魚は世界的に品薄で、アングーラスは1キロ価格が10万円という話もききます。食べた人曰くものすごく美味しいということですが、筆者としては育てて蒲焼きにしたほうがいいなぁ。
コメント
日本では最近、ほとんどうなぎのかばやき、というかまぼこを売っていますよぉ。
試しに一度食べてみたいですね。
それが、目をつぶって食べたらわからないかも?レベルでした。。。本当の本物を知らないだけかもですが。笑
いつか本物を食べてみたいですね。