フィリピン風目玉焼きで朝食
男子スタッフたちのジャパン2025、2日目。本日から行動開始です。朝食担当はマーヴィン。目玉焼き作ってもらいました。あとは、奥さんが昨日用意してくれた大量のおかずの残り。
かぶなどフィリピンでは手に入りにくい食材も、みんなモリモリ。日本も2度目なので、だいぶ食べず嫌いは減ってきたように思います。
クロワッサンはバターを折り込む層づくりが命。フィリピンの常温・湿度だとエアコン効かせないと厳しいよねなんて話ながら美味しくいただきます。マーヴィンは14年前までパン工場で働いていたので、パンにはちょっと詳しいのです（ただし、個人向けの分量では作れないみたい。小麦粉の分量単位は、1サックだったので）。
食後は皿洗い。なんでも器用なロナルド、普段は日本の家で奥さんが舵を取ってるから家事は基本ノータッチらしい。今日はレアケースということでクイックルワイパーで床拭きも。写真を撮ってフィリピンで留守番の奥さんにも報告しておきました。
クイックルワイパーは私の奥さんの推しで、ジェラルディンの家などフローリングのある家のスタッフにはすでに紹介済みらしい。ただ、一般的にはフィリピンはコンクリ打ちっぱなしの家が多いので、紹介する前に、家の床の状態を確認する必要があります。
業務レンタカーが実家の近くにできていた
使用する車は去年の山掃除に続いて業務レンタカー。うちの近所に支店ができて、受け取りがグッと楽になりました。店員さんが教えてくれましたが、ここだけの話フランチャイズ展開だそうです。ということで、去年借りた支店とは別会社だそう。車両はかなり古めでも料金は安くて助かります。ニコニコレンタカー系みたいに整備工場との連携もあるのかも。ニコニコとはちがって、業務レンタカーの良い点は、全車ETC付きなところです。
スタッフと合流してドラッグストアへ。ジュンジュンがひげ剃りを買うと言って手に取っていたのは、「顔以外」用のシェーバー。脇毛とすね毛が剃れるやつなら、顔もイケると思うのですが、試す勇気はなかったみたい。
明日の車移動に備えて車内おやつの買い出し。フィリピンローカルではまだほとんど売られていない、塩も油も不使用の素焼きナッツが普通にあるのは、日本人の健康志向がその位置にあるからでしょうね。マーヴィンは無人レジを初体験。レジ袋の掛け方からわからないけれど、やってみる精神、大事。
庶民の味方、シマムラにも。「散歩がてらにお気軽にー🎤」の子どものときの記憶にあるテーマソングは、最近かかっていないですかね？ 聞かないです。衣料は日本のほうが安くて質良しの典型。フィリピンは衣料・靴が意外と高いです。
密かなマイブームを奥さんに見破られたのか、駅でヤクルトをもらいました。乳酸菌は主に小腸で増えるみたいですね。一方ビフィズス菌は大腸らしい。
目指すは恵比寿→御徒町。御徒町で明日イルカと泳ぐときに使い、アニラオでも使える水着をロナルドたちに買ってあげるのと、その前に、少しは奥さんの横にいてむさ苦しくないように私の髪を恵比寿で切っておくプラン。
美容院で大人しくしている間に、スタッフはたまたまやっていた恵比寿神社のお祭りへ。釣りの厄払い的にもご利益ありらしいので、しょっちゅう魚を突いているロナルドこそお参りすべきなんでしょうけど、結局何でもやりたがりのジュンジュンだけがお参り。
「本物の」ソース焼きそばとか、屋台の鶏唐揚なども食べられたらしいのだけれど、胃袋ファーストで写真はゼロでした。ブログフレンドリーでない旅の仲間たちでした。
おそめのランチは、ちょろりで。人手不足でチャーハンができない疑惑がありましたが、今日は大丈夫でした。髪を切ってくれた美容師さんも、「ちょろりはチャーハン」派だというのも納得の、安定の美味しさでした。
何度も通ってる道で、初めて“街灯がビールジョッキ型”だったのに気づきました。その横の景丘公園には、富士山からのパワーの流れが遊具の上を通っているのだそう。遊具の上でパワーを得ると願いが叶うのだとか。ダンスの練習をしていた子ども達に冷ややかな目で見られつつ、こっそり願うのはジュンジュンだけ。マーヴィンとロナルドはそういうのやらない派。
御徒町の水着店へ
ほぼ毎日水泳をしている水泳病の母はここで買ったという、スポーツ用品の Juen を利用することに。店長さんが丁寧で、「外国の方でしたら免税もできますよ」と嬉しい提案をしてくれました。男衆はすぐに決定。いろいろ選びたい奥さんは別店舗で物色。
待っている間暇なので、3人を連れてアメ横散策。昔ながらの店もありつつ、上野寄りのパートの半分以上は外国人観光客向けの飲食に置き換わってましたね。鳴り声の呼び込みおじさんがまだいてくれて、少しホッとします。年末の人混みはマニラのディビソリア級、と説明したらスタッフもイメージできたみたいです。
30年も前の学生の頃は、アジアを感じたければ来ていた、アメ横センタービルの地下のアジア食材市。ふらっと入ってみましたが、今でも健在でした。曰く、「カルティマール市場の匂いがします」。
さらに時間潰しで、上野公園へ。西郷さんの像を見て、「犬を連れてるけど八公じゃないよ」と説明が必要なくらい、銅像の犬とみれば「Hachiko」と言いたくなるフィリピン人です。ちなみに西郷さんの犬の名前は「ツン」。結構前衛的な名前です。西郷さんの説明は「ラストサムライのボス的な人」でだいたい通じたかな。
ホームレスの存在も含め、思いの外よい立ち寄りでした。銅像の後ろに生えているイチョウは雌雄が別株の珍しい植物なのですが、オス株とメス株（雄株・雌株）がある木がフィリピンにもあるよということで、それがおなじみのパパイヤ。何年もフィリピンにいるのに、初めて知りました。
パパイヤは肩の高さくらいで最初の花が咲く頃に、雄か雌かがわかるのだそう。マーヴィン曰く、雄株は切っちゃう。道理でリゾート内のすべてのパパイヤの木が実をつけていたわけです。雄株を全部切っていたマーヴィンの仕業でした。ロナルド曰く、メスの木を接ぎ木する方法もあるらしいけれど、詳しくは知らないということで、「雄株は切る」がアニラオでは一般的みたいです。
御徒町のユニクロはインバウンドで繁盛
御徒町の1階〜4階までのかなり大きな店舗ですが、お客さんの9割方が外国人。カゴごと置けば一括スキャンできるシステムは、私は初めて見ましたが、奥さんいわく、結構前からあるとのこと。今回はロナルドが挑戦。メニューを英語にしても、モニタに出てくる確認のための商品名は日本語のままなので、ちょいと中途半端でしたね。
マーヴィンたちは約1万3千歩。日本人目線では「今日はちょっと多く歩いたかな」の歩数でも、普段あまり歩かない彼らにはだいぶ堪えたみたいです。夕食は軽めに、少し飲んで終了。明日は早い。
夜は涼しくなってきて、エアコンで温めるかどうか考えているのに、夜に微風が吹いてきていて、なにかと思ったらジュンジュンのサーキュレーター。前回は気づきませんでしたが、空気が動いていないと眠れない派らしい。これ、嫁選びの条件として厳しくないですかね？
初日からいろいろありましたが、早く寝て明日はしっかり長距離ドライブを無事運転しきりたいものです。
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