【苦渋決断】週末お休みすることにしました

台風20号後のアニラオに行ってきました。途切れがちな電波のなかスタッフが送ってきてくれた画像によって、リゾゾートの敷地内の様子はわかるのですが、その他のエリアについては、時間帯によって通行止めだったりするので、半島西と東両方の様子が見られればとも思いつつ、エリアへ。

町役場のあるエリア、当日は洪水していたようですが、すっかり水は引いています。道路標識が外れているのは、かなりの風が吹いた証拠ですね。

がけ崩れ箇所の多かったという半島西側が通れたので行きはそちらを利用。土砂に埋もれていた道路は、車一車線分だけ泥が避けてあって交通可能でした。

で、困るのが、その土砂を生んだ崩れた斜面が手つかずのままなこと。いつ落ちてくるかわからない露出した岩や、引っかかった倒木などが恐ろしいです。今日運転担当だった老ドライバー曰く、「道路の泥がなくなっても、西側は通りたくない、いつ何が落ちてくるかわからないから」。

折れた電信柱の代わりの数本は、運び込まれているのは良いところですが、斜面側にすぐに安定した電線が張れそうにはとてもなかったです。斜面とは反対側に電柱を仮でたてて通すか、比較的被害の少ない半島東側のルートから通電させるかなど考えないと(そんなイレギュラーなことをするとも思えませんが)、すぐの電気復旧は無理そうな様子でした。

このまま電気が戻らない場合は、日帰りだけでゲストさんを受け入れる方向性も模索しましたが、まだ残る海の荒れと、万が一通電してもそれは連休中になりそうなこと、大使館からも警告のきたスーパー台風に発達した21号の影響が未知なこと、先週購入した食材も定期的にジェネレーターの電源で冷気をおくっていたものの、品質が維持できなそうなこと(潜ったけど食中毒なんて目も当てられないです)などを考慮して、週末の休業を決めました。残念です。

電気のない寝づらい夜の連続で疲れ気味なスタッフに集まってもらい、ミーティング。

準備していたハロウィーン飾りも、今回は皆さんの目に止まることなくまた片付けることに。

食材は駄目になるまえに、スタッフに分配。11月1日はフィリピンのお盆、電気が戻っているかわかりませんが、ちょっと豪華な食事で家族団らんをしてもらいたいです。

トラックでごみ捨てなど、町に出る都合に合わせて、ベージュの2度目の予防接種。今回はゲロゲロにならず、打たれたあともそれなりに元気でした。

「注射なんて平気」とでもいいたそうな、ちょっと誇らしげな佇まい。顔はどちらかというとブサイクな方だと思いますが、かわいいやつです。

東側の道路で、白い車が飲み込まれた箇所は、もとの道路を露出させるべく、重機で掘り返していました。

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