【日本研修旅行ラストスパート】男子3人、荷造りとリサイクルとカツとホッピーの最終日

フィリピン人スタッフ3人の日本研修旅行9日目、いよいよ帰国前日を迎えました。この日は「荷造り」「実家の片付け」「都内のホテル移動」と、帰国準備がメイン。

とはいえ、いつものように一日しっかり食べて、笑って、少し学んで、楽しい道中は最後まで続きます。

母の家で食べる最後の朝ごはんは、ひじきの煮物に、目玉焼き、野菜、そして秋の味覚・サンマ。ずっと冷凍庫で待機していたサンマを、ようやくここでいただくことができました。

冷たい海を好むサンマは、もちろんフィリピンにはいません。内臓の苦味が酒飲みにはたまらないのですが、今朝のは肝抜きでハードル低めにしてある優しさ付き。

ネバネバ好きな私はというと、最後の納豆。納豆+卵+めかぶの「最強ネバネバご飯」。量は必要ないです。ネバネバが嬉しいです。フィリピンではなかなかできないですからね。しっかり腸内細菌ちゃんたちに届けておきました。

毎晩のレモンサワーと、作業中に飲んだペットボトル。気づけば結構な量のゴミが出ています。母の家にそのまま置いていくのは忍びない(そう思えるようになったのは、奥さんの調教の結果です)ので、近所のスーパーのリサイクルステーションへ。

缶とペットボトルはOK。でも段ボールは「受け付けてません」と。マービンは「安いから受け取らないんだね」と。

確かにフィリピンではジャンクショップが買い取ってくれるので、ゴミ=小銭なのですが、日本では「お金のため」ではなく「再利用のため」に分別するんです、と説明。

金より資源の有効利用。小学校でも、そういう授業はあったし、社会科見学でも行っていると思います。ちょっとしたことだけれど、国民の多くにこういった意識が教育を通じて広がっているのといないのとでは、違いが出ますよね。

レンタカーは最後まで有効利用で、6人に対して8個のスーツケースを積んで、最寄りの駅に下ろしてからレンタカー返却。その後集合場所のイオンで落ち合うと、マービン、スーツケースの鍵がないと焦っていました。

ちゃんと鍵穴に挿さったままになっていたのを見つけて安堵。

電車を乗り継ぎ、蒲田のホテルに到着。荷物を預けて遅めの昼ごはんへ。探すのも面倒で、駅前の「かつや」に決定。最後の最後までトンカツだ。

マービン=とんかつ。

ジュンジュン=とんかつ唐揚げ定食。

ロナルド=唐揚げ定食。

全員、安定の茶色。ブレなくて、もはや素晴らしいです。

私は少し抵抗して「とん汁定食」。せめて根菜をということで。もっと世の中に雑穀飯とか普及すればいいのに。そんなに白米ばかり食べなくても良いですよね。

夜はヨーくんファミリーと合流して、蒲田の名店「レバーランド」へ。同じ語感だと、『約束のネバーランド』が思い出されますね。久しぶりに読み返したい、ジャンプ連載の名作でした。

焼きレバーとホッピー、まさに下町飲み屋の王道。フィリピンにはないホッピーを勧めてみたけど、反応はイマイチ。「なんでビールじゃないの?」と。

通常は、白ホッピーと黒ホッピーなのですが、黄金ホッピーをメニューに発見。せっかくなのでいただいてみました。ちょっとお上品なホッピーって感じでしたね。黄金の精神は特に感じませんでした。

ロナルドが「奥さんに歯磨き粉を買いたい」と、コンビニで物色していた際、都内に行ったら絶対ドラッグストアがあって、そっちの方が安いからあとにしなさいと言っていた件は、夜のマツキヨで解決しました。

日本で増量した3人、さっきのレバーランドでは炭水化物抜きで、夜は「もう食べない」と言ってたくせに、結局ラーメン屋へ。マービンはここでもチャーハン。ほんとにライスイーターです。ロナルドたちはラーメン。

わかめたっぷりのラーメンは、日本人にはいいけれど、食べ慣れていない二人にはちょっとつらかったかな?

夜の蒲田を歩いて宿へ。蒲田は本当に飲み屋が多いですね。商店街も含めて、「蒲田らしい」感じがします。日本の街には、こういう「らしさ」がついたところがあちこちにありますね。これはフィリピンにはあまりないところだと思います。

日本の多様な部分の一つだと感じました。

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