駆け抜けおたる水族館

ダイビング屋さんなので、水族館があったら寄りたいねぇと奥さんと話していて、今回立ち寄る都市で水族館のあるのが、小樽のおたる水族館と、札幌のサンピアザ水族館(こちらの方は、北海道滞在時には検索でヒットしなくて、見落としでした)。

小樽の北一硝子で何を買うかの迷いの迷路にハマってしまい、ホテルを出たのが4時16分。入館締切が4時30分。閉館が5時。果たして間に合うのか。

水族館の建つ丘の下に到着が4時29分。奥さんに階段ダッシュしてもらい、入館が可能か聞いてもらうのと同時に、1日600円の駐車場へ車を回す。丘の上から奥さんのオーケーサインを待っている間、詰め所でテレビを見ていた駐車場のおじさんが出てきて「お宅、どこから来た?」と。

閉館間際なので、入れるのか確認して、入れるようでしたら駐車料金払いますというと、無料にしてくれました。道産子、心が広いです。というか、こんなギリギリで水族館に来る酔狂な環境客は珍しいんでしょうね。なんとか滑り込みセーフでした。入館料大人一人1,400円。30分で全部見ないと。

おたる水族館

小樽在住の人に聞くと、トドのショーが売りのおたる水族館ですが、各種ショーが終わっているのはわかっているので、北海道でしか見られないものを中心に見ようということで、駆け足。

北海道の魚がいる前でまさかの足止め。ミミックオクトパスさん、北海道に出張中。

おたる水族館ミミックオクトパス

ミミックの口元なんて、まず見られないので、思わず粘ってしまいました。

おたる水族館ミミックオクトパス

ニシキアナゴとか。こんなに北の寒いところまで、ご苦労さまです。やっぱり空輸されてくるんですかね。

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北海道といえば、オオカミウオ。

おたる水族館オオカミウオ

巨大カレイのオヒョウ。釣りキチ三平ででてきていたような。

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泳いでいる姿のニシン。ヤーレンソーラン。

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毛ガニ。湯だった色と大差なし。

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タラバは、生きているとダークな色。

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お土産でいただく、コマイ(カンカイ)は全身白色。

おたる水族館コマイ

山の主、イトウ。

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北海道といえば、ホッケ。ホテルの駐車場のおっちゃんが、トドの餌と評していましたが、沖縄に就職した彼の姪が南国で飢えている郷土の味です。

おたる水族館ホッケ

映像を通してでもはじめて見た、日本で一番美味しいサメと評判の、生きて泳いでいるアブラツノザメ。大きくはならないのですが、北関東から東北でよく食べられているそうです。流通時は、ボウザメとか、ムキザメ。周遊水槽に1匹だけなので、見つけるのに苦労しました。

おたる水族館アブラツノザメ

サメ食は青森が本場らしいので、いつか試してみたいです。

と駆け足で回ってきて、出ようかと思ったとき、そういえば、クリオネとか、ダンゴウオはいたっけ? 水族館入口にダンゴウオらしい写真が出ていて、これは見なければと思っていたのものに会えなかったので、もう一巡することに。それでも出会えず、はたと横を見ると、2階に登る階段を発見。順路の矢印どおりに進んでいると気遣かないルートでした。

クリオネはまぁ、サンシャイン水族館にもいるのでパスをして、こちら。アツモリウオ。戦国武将からのネーミングですが、ワタシ的にはつけ麺屋を彷彿させます。

北海道アツモリウオ

で、ダンゴウオかと思っていたら、もっと大型のフウセンウオ。ダンゴウオの仲間です。大きな個体はおまんじゅうサイズ。お土産にフウセンウオのクリアファイル買ってしまいました。

おたる水族館フウセンウオ

もう一つお土産。おたる水族館ならではではないと思いますが、深海湯呑み。Dive Riteのコーヒーカップはこれで引退です。メガマウスザメも刻印されていましたが、最近の研究で深海鮫ではないことがわかったようだけれど、まぁ可愛いので良しとしましょう。

おたる水族館お土産

30分だけでしたが、かなり満喫した、北の水族館でした。

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