コンサルさん

このところ数日、空き時間でやっているのが、スタッフとのチャット。

アニラオヴィラマグダレナ休業中に小さな商いをはじめている女性スタッフが複数いるので、コスト計算とか、どの程度の頻度で売れるのかなどから、改善点を一緒に考えようとしています。

「バーベキューを売って、子どものミルクが買えた」など一見嬉しい声が聞こえてくるのですが、ちゃんと利益から買っているのか、次の仕入れのお金は残してあるのか、不安になったからです。目先にあるお金はすぐに使われてしまうフィリピンなので。

リゾートの食材の仕入れなども、複数店舗で比較したり、コスト計算をさせるようにしようとミーティングをしたりの道半ばであったコロナ前の状況も考え、休んでいてかつプライベートの商売に関してですが、スタッフの成長する機会と勝手に捉えて、人の褌でトレーニングしてみようかという私です。

奥さん曰く、「多分、百分率とか、ちゃんと理解していないスタッフ多いよ」。確かに、一つの商品を売るといくら儲かるという計算はできているのですが、比率で考えるとどうというのは、話が出てこないです。

例えば、ジェラルディンが自宅のサリサリストアで販売している、利益が15ペソのロンガニーサ(甘いソーセージ)と、利益が17.7ペソのトシーノ(甘く味付けて凍らせた豚肉)。単品あたりの利益はトシーノの方が上ですが、利益率はロンガニーサの方が上なことがわかりました。すべての商品を同じ利益率にすることはできないですが、自分が売っている商品の素性を知って、そこから売り方や仕入れ方を考えていくのはいいことだと思います。

今のところ、数字がちゃんと出てきて議論が始まっているのは、ジェラルディンのところの肉製品。部分的に出てきているのがシェラのところのバーベキュー(個数として数えられない液体調味料のコストの計算ができなくて頑張ってます)。本人たちは苦手な計算をしろといじめられていると感じているかもしれませんが、絶対人生の役に立つので、頑張って欲しいです。

マイエンのアイスキャンディーとアイサのお菓子とお惣菜についても、数字が出てきたら話していきたいです。人の商売ばかり気にしていないで、自分のダイビング屋さんについてもっと考えましょうという言葉を頂きそうですが、はい。その通りです。でも、人の商売にコンサル気取りであれこれ口出ししている方がなんだか楽なのも事実。罠に落ちないように気をつけます。

「好きなことをやっていたら商売で成功しました」という成功譚では駄目なので、苦手な金儲けリテラシーにも目を向けていくことに。『金持ち父さん貧乏父さん』は20年前ブームになったときに読みましたが、今や改訂版も出ているそう。20年たちましたが、未だに私はラットレース中(内容覚えているではないですか)。。。。改訂版を読むのもシャク(今のところ。後日読むかも)なので、同じような位置づけのお金儲けモチベーション入門本の『バビロン大富豪の教え』にしました。漫画だし、半日で読めます。

中田敦彦のYoutube大学でも取り上げられていましたね。

『金持ち父さん貧乏父さん』も。

要点をまとめてスタッフにも共有。何しろ実行しないと駄目ですね。

200618babylon

朝食以外の一品、だんだん手抜きですが、まだやっています。冷蔵庫のキュウリを使ってほしいという奥さんのリクエストで、塩だれカニカマキュウリサラダ。ちと塩っぱかった。

200618kyuri

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