初注射

マニラ活動日。

今回日本一時帰国の一つの絶対達成事項が、日本の自動車運転免許証の更新。コロナ禍特例措置で失効後3年まで認められている猶予期間が残り2ヶ月です。

お父さんとあちこちでかけるのにレンタカーを使うのに、無免許運転では困ると思っていたところ、土曜日にいらしたダイバーさんから、「日本の国際免許がフィリピンで使えるのなら、相互協定で、フィリピンで取得した国際免許も日本で使えるはず」だとの情報を得て、日本の免許更新以前に運転の必要があったときに対応できるように、その日のうちに国際免許証をオンラインで手続きしておきました。

日本だと所轄の警察署で発行になるのですが、フィリピンでは、Automotive Association of Philippines(AAP)が担当だそう。マカティの支店は、日本食材屋のニューハッチンから徒歩2分の場所にあります。

小雨の降る中、車で出発。

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マカティ随一の大通り、マカティアベニュー(並びにはJICAオフィスや、通信会社の本社があったりの中心地)での信号待ち中の、ドアを盾にした立ち小●ができる自由。多分、見つかると捕まる案件だとは思いますが。雨に流されてちょうどよいのかも。

こぢんまりとした事務所でした。土曜日にオンライン申請した際に、Gcashの残高不足で、事務所での現金払いにしたのですが、一度支払い法を指定すると後でオンラインでは変えられない使用でいた。本当は来る前に支払をオンラインですませて、免許証だけ受け取りにしたかったのですが、それも叶わず。

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結局、窓口でGcash払いすることに。オンラインで4,333ペソだったのが、窓口だと4,144ペソの謎の差額。明日午後2時以降に来いということで、次の目的地へ移動。

日本に帰るのに提示が必要なワクチン接種証明、自治体で摂取した情報は、VaxcertPHに統合されてオンラインでワクチン接種証明は申請取得できるはずなのですが、自治体からの情報がうまく伝わっていなくて、ワクチン接種履歴がうまく表示されないという不具合をよく耳にします。

家族3人中でも1人の接種証明がその状態だったので、もう一つ日本政府が認めている、WHOのイエローカードの申請をすることに。マカティから比較的近いのは、パッシグ市のVenice Grand Canal Mall内。

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モールの店舗が開く前の殺伐とした店内を通ってBOQ(Bureau of Quarantine)へ。ウェブサイトでは1階だと明記してありますが、実際には左奥の3階にあります。

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先々週にオンラインで必要書類と情報は提出していて、先週火曜日に受け取りに行くはずだったのが入院騒ぎで延期に。オンラインシステムからリスケジュールができなくて、ヘルプデスクにメールでリスケを依頼するも返事なし(月曜日は台風でノーオフィスだったんだと)。結局申請料370ペソは没収で、もう一度申請すべしとのこと。

ワクチンカードやパスポートなど必要書類は持参していたので、事務所の端末で入力できないのかと聞くと、「それはしてはいけないことになっています」とのこと。何のための役人なんだか。あ、役人は日本語だから、フィリピンでは概念的に通じませんでしたね。オフィスにただいるだけの、オフィサーが意味的にぴったりです。

色々処方されているお父さんの薬の中に一つ注射があって、これは家族が家で打つのだといいます。「大丈夫、小さい注射だから、ただお腹に打つだけです」というナースの説明でしたが、空気がシリンダーにしっかり入っているので、これは抜いてから打たないとイカンだろうと、映画で聞きかじった知識を頼りに、人生初注射してみました。

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パッケージに、副反応が出ないかしばらく様子を観るべしと書いてあったので、そのままお父さんの家に居座って、時計のバンドを皮からメタルのものに付け替える作業など。安物の通販ステンレスバンドでしたが、メタル好きなのか、お父さんには喜んでもらえてよかったです。

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思いがけない店でラム肉が売っているのを奥さんが見つけて買ってきて、家ジンギスカン。

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ラム肉よりも感慨深かったのは、日本から輸入の白玉ねぎ。白玉ねぎの手に入らなくなったフィリピンで、この白さはとても目に新鮮でした。

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アニラオの方は、雨上がりの夕焼け、幻想的。

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