ピリナッツとガリップナッツ

いい天気のアニラオです。水温28〜29度。

アニラオの午前の海

赤いボディに白ツブのチンヨウジさん。今日は極細の幼魚さんとご対面。パッと見それとわかる華奢ぶり。

アニラオのチンヨウジ幼魚

おとなになると頭の出っ張りがゴツくなります。写真提供、ウキウキのお嬢さん。ありがとうございました。

アニラオのチンヨウジ

猫屋敷さんが、ウワサのポケトークを日本で買われてきたのの、設定がわからないということで見させてもらうことに。自動翻訳機、触るの初めてです。

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タガログ語は最近追加された言語のようですが、試してみたところ割とちゃんと訳されていました。ただ、英語などの主要言語とちがって、発音まではでません。音が出るようになるのなら、スタッフとゲストのコミュニケーション用に一つ導入してもいいかも。

洗い場の横のベンチ追加。

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ダイコンのバッテリーが切れたというので、交換。本来は専門の業者に出してほしいところなのですが、どうしても今交換したいということで、水が入っても責任取りませんということでお手伝い。Oリング交換していないので、次回交換時には必ず替えてもらいたいですね。水は、入りませんでした。

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釣り人と夕日。

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青年海外協力隊員としてパプアニューギニア在住のゲストがいらしていて、普段はなかなか行けないし、外からはわからない観光以外の仕事と生活の話を楽しく聞かせていただきました。

パプアニューギニアのビールは極楽鳥のパッケージデザイン。フィリピンに来る前にお世話になっていた、オーストラリアの知人に土産として買っていったものだけれど、1本飲んだあとに、「こんな(不味い)のいらない」と受取拒否されたものだそうですが、いうほどまずくなかったです。普通に美味しい。薄めなところはサンミゲルと似ています。

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で、Galip Nutというナッツが特産だというのですが、話を聞くと、フィリピンでしか農作物としては栽培されていないと思っていたピリナッツと同じものなのではないかとの疑惑が。一袋開けていただきました。

ピリナッツとガリップナッツ

ブティックで売っている、フィリピン産のピリナッツとの比較。右のフィリピンさんはカラメルコーティング。左のパプアさんは、直球のロースト。

いろいろ手間をかける技術がないパプアだそうですが、この大きさはパプアのワイルドな環境ならではなのでしょうかね。味は一緒。むしろパプア産のほうが実が大振りな分、ナッツの味は強く感じたように思います。

治安が悪くて、住むには大変だというパプアニューギニア。協力隊員も、女性は受け入れ不可なのだとか。フィリピンとちがって銃はそれほど普及していないのですが、日常外出時山刀所持率がおおくて、直接的ぶん殴り切りつけ暴力が恐ろしいのだそう。

呪術師がいるのは、フィリピンのアニラオ周辺と一緒なのですが、フィリピンではアルブラリオというのが、パプアはもっと可愛くて、その名もプリプリマン。厳密には役割が違い、フィリピンの方は治療をする呪術師(悪さをするのは精霊や小人)なのに対して、プリプリマンは積極的に人を呪う黒魔術師だそう。人々の対抗手段は、別の呪術師にカウンターマジックの依頼をかけるのではなく、物理的武器を持ってぶっ殺しにいく方法で刑事事件に。

個人的には敬愛する水木しげる先生(『ゲゲゲの鬼太郎』他の作者)が戦時中にいらした場所なので、物価が高かろうが(彼が使っているラバウルのダイブショップはアニラオの約3倍の料金だそう)、危険だろうが、いつかは行ってみたいパプアニューギニアです。

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