タアル火山避難民に支援決定

のんびりの日曜日のアニラオです。水温25度。

アニラオの午前の海

朝から愛嬌振りまくりの隣のマユミリゾートの茶色ラブのバウアー。お花をどうぞって。

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極小コンシボリガイさん。写真提供ナメダンゴさん。ありがとうございました。

アニラオコンシボリガイ

毎週末の定例ミーティング。2020年の各スタッフの目標を発表したのですが、そのなかでマービンが、「英語のスキルを伸ばしたい」と。

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具体的にどうするのかを詰めたところ、英語デーを設けることに。毎週土曜日はマービン英語しか喋りません。タガログ語しゃべるごとに罰金5ペソだと他のスタッフが勝手に決めていました。本人がんばりますので、土曜日は英語で話しかけてあげてください(っていつもそうしてますか)。

ミーティングの中で、タアル火山の避難民についての言及が。アニラオある自治体のマビニにも数百家族が避難してきていて(避難所になるような安全な場所にアニラオは位置していることの証拠でもありますが)、避難民到着帳後にリゾートオーナー協会で一旦支援はしてるものの、同胞であるスタッフの中にも関心の高いのがいて、なにか支援できないかということに。スタッフ全体で分けるチップの中から5,000ペソを支援に回すといいます。

比較的少数が避難してきているアニラオエリアでは、リゾートからの支援も行き届いているらしいことがわかったので、タアルから見てアニラオの手前、バワンにある避難所を支援するのが良いのではということに。

数千人が避難してきているらしいので、まずは視察を出すことに。善は急げで、会議後にすぐ出発。キャンセル続きでゲストさんも少ないので、フットワークがむしろ軽くなりました。

曇り気味でしたが、一週間をしめくくる夕日。

海と夕日

ナイトダイビングが終わる頃に視察部隊が帰ってきて、結果報告とミーティング。ナイトダイブ上がりのガイドのロナルドも参加。

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バワンで視察してきた避難所は4つ。1)Bauan Tech、2)Manghinao School、3)Casa Oriello Manghinao、4)San Roque Elem School。

1)Bauan Techは最も避難民が多く、2,368世帯8,432人。小さなリゾートが支援するには多すぎる人数ですが、支援物資もものすごく集まってきていて、衣類などは中古を中心にかなり余ってしまっている状況。

2)Manghinao Schoolには142世帯、551人。国道に面していて、支援物資は潤沢。欲しいといえば、日々消費する米がほしい。

3)Casa Oriello Manghinaoには95世帯、289人(うち7歳までの子ども100人)。プライベートのヴィレッジ内にあり、ヴィレッジ内の裕福な家庭からの支援などを受けている。緊急で必要なものはなく、米や食事など日々の食料ができればほしい。

4)San Roque Elem School。対向車とのすれ違いの困難な細い道を進んが奥まった場所で物資があまり届いていない。大型のトラックは侵入不可。施設内部に77世帯、312人(うち1歳未満9人1歳〜7歳98人)。施設外滞在で、炊き出しなどを受けているのが88世帯338人(うち1歳未満7人1歳~7歳73人)。

4)が支援が薄く、今後も大規模支援が期待できないということで今回マグダレナがする支援場所に決定。フィリピンなのにといっては失礼ですが、どの避難所も避難者名簿をきちんと作っているのは意外でした。

現場のニーズとしてあげられたのが、カップヌードル、乳児用ミルク、子ども用ミロ、子ども用風邪薬、インスタントコーヒー、子ども用衣類、ストレスを感じている子ども用おもちゃ、タオルでした。

明日ボランティアの健康診断が入るということだったので、薬は除外し、ミルク、ミロ、子ども用服、下着(子ども用、大人用)を新品で。タオルはダイブショップで使っていたものを補給物資とすることに。

明日朝マニラの問屋街ディビソリアで仕入れる段取りとタイムスケジュールを決めて、今日は早く休みます。こういう段取る能力もスタッフの中で伸ばしてもらいたい項目の一つです。

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