アニラオのハイキングコース

海が魅力のアニラオですが、ハイキングにマニラから来るゲスト(主にフィリピンの人)もいます。現在滞在中のポコペン’(ダッシュ)さんが若い力を発揮して登ってリポートをしてくれましたので、ここで紹介します。

 基本は半袖半ズボンの軽装でOK。一応、軍手をしておくといいです。水分と汗ふきタオルもお忘れなく。天気がいいと頂上では直射日光をもろに受けるため、帽子は必須。ぬかるんだ道や種を引っ付かせる植物もあるため、足回りは結構汚れます。移動のみでの時間は、往復2時間程度と考えてください。

 パシフィコ・アズールを出て、まったり車道を歩くと、10分ほどで山道に向かうための坂道に着きます。ちょくちょく車が通るので気をつけてください。


 
そこから舗装された坂道を上がっていきます。舗装はされていますが、なかなか急な坂道です。途中、道のすぐ脇の養豚場からの臭いが漂いますが一瞬なので安心してください。15分ほど歩くと、山道の看板が見えます。


 
山道をたったか歩いて、頂上までの所要時間はおよそ40分。途中民家があったり、牛やヤギ、鶏が歩いていたりする生活感のある道中ですが、ダイビングの感覚でいくと結構ハード。段差が大きかったり、ぬかるんだ部分があったりするので注意してください。道の幅は人が一人通れる程度のもの。草をかき分けていくようなところもあります。現地スタッフのガイドさんはサンダルですが、ちゃんとした靴の方がいいと思います。

途中、気を使って休憩はとってくれますが、疲れたら無理せず言いましょう。ちなみに、途中でギブアップするお客さんも多いそうです。山道からでも、視界がひらけた所からは海や町が臨めます。一方でそんなところは直射日光にも注意。


 

頂上に到着。疲れた体に爽やかな風が気持ちいい。頂上は草原になっており、牛が放牧されています。ベンチなどは整備されていませんが、草原に座ったり寝転がったりして、体を休めましょう。頂上からは、麓の町や周辺の島々、山の反対側の街も臨めます。


 
 帰り道は、精神的には登りほど辛くはありませんが、かなり足に来るので気をつけてください。そもそも急な道なので、疲れや靴の汚れで思わぬところで滑りそうになります。危なっかしいところは、周りの大きめの草をつかんで降りていきます。ここで軍手が活躍します。


 
 山道で余裕があれば、周囲を見渡してみてください。いろいろな果物がなっており、運がよければ猿も見られるそうです。今回は8月だったので、途中アボガドがなっていました。5月くらいにはマンゴーがたくさんなっているそうです。
 ただし、足元にはくれぐれもご注意を。


 
 今回のハイキング、普段ほとんど運動しない筆者だと、頂上での休憩30分程度を入れて、往復2時間半程度でした。飲んだ水分はペットボトル3本ほど。汗が大量に出て全身びっしょりになりましたので、帰ってきたら全部着替えられるよう準備をしておくといいです。
 山の上では、ダイビングとは違ったフィリピンの景色を見ることができます。写真は、簡単なデジカメで撮影したものなので、実際の山の風景はご自身の目で確認していただきたいです。
体力に余裕のある方は、ハイキングにも是非チャレンジしてみてはいかがでしょうか。

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