UTIで仕事を休みがちなフィリピンについて考えてみた

アニラオは夏まっさかり

木曜日のアニラオです。連続夏日で、海況も良好。水温は27〜28度でダイビング日和が続いています。

暑い時間のベージュはこうやってだれています。4月も半ばに入ってきて、午後の暑さはかなりもののです。こういうときは、潜るに限りますね。

午後には久しぶりにアクアベンチャーへ。「コンビクトブレニーの親が見たい」というリクエストに応えるためです。

以前来たときには4箇所に巣があって、そのうち2箇所で親が確認できたという、ガイドの情報でチョイス。

結果、子どもたちは多数いて、巣穴も一つ見つけたのですが、親は顔を出してくれず。巣穴をきれいにするために砂を吐いてはいるのですが、穴の入口にまだ遠いところから履くので、ご尊顔は拝せず。

細かい砂地の海底なので、ハゼが多いのもここの特徴ですね。スパングルドシュリンプゴビー、久しぶりに見ました。

UTIで仕事を休みがちなスタッフたち

今週頭にはマガットが、そしてその後ネリッサと、二人続けて見習いスタッフが休んだ原因が、UTI。Urinary Tract Infectionで、日本語にすると、尿路感染症です。

今週に限らず、フィリピンで生活してきてしばしば耳にしてきたこの病気。日本にいたころは欠勤の原因としてはついぞ聞いたことがなかったということは、日本と違って、フィリピンで多いのには理由があるのだろうとその原因をChatGPTのDeep Researchに類推してもらいました。

引用つきで、かなり長いレポートが上がってきたのですが、まとめると、原因としては以下のようなものが考えられるとのこと。

✅ フィリピンでUTIが多い主な原因

  1. 高温多湿な気候
     脱水による尿濃縮 → 細菌が排出されにくくなる
  2. トイレの衛生環境の悪さ
     トイレットペーパーや清潔な水がない/使いづらい
  3. 水分摂取の抑制
     外や職場でトイレに行きたくない → 水を飲まない
  4. 女性の衛生習慣の不備
     生理用品の使いまわし・拭き方など
  5. 医療アクセスの制限と受診控え
     費用・距離・抗生物質中断など
  6. 排尿を我慢しがちな職場環境
     特にコールセンターなどのBPO業界などでトイレに行けない環境
  7. 抗生物質の誤用と耐性菌の蔓延
     自己判断・途中で服薬をやめる
  8. 若年女性の多さと衛生教育の不足
     若い女性が多く、性や衛生に関する知識・教育が不十分なまま社会に出るケースが多い。

リゾート内で予防できそうなのは、
1と3に付随して、水分を多く取らせること。
2に付随して、スタッフのトイレはもっときれいに!
4に関しては、調子が悪かったら早めの受診と、必要に応じて医療費の補助などですかね。

「コーラを飲みすぎるとUTIになる」って本当?

「コーラなどのソフトドリンクを飲みすぎるとUTIになる」とよくいわれるのも、俗説だと切って捨てずに考察させてみると、

ソフトドリンクとUTIの関係:医学的観点から

1. 糖分の多い飲料は尿を濃くしやすい

  • 清涼飲料水(炭酸飲料や甘いジュース)は利尿作用が弱く、水分補給としては不十分。
  • また糖分が多いと、尿中に糖が増え細菌が繁殖しやすい環境になる可能性がある(特に糖尿病予備軍や糖尿病患者において)。

2. 水の代わりにソフトドリンクを飲む=脱水リスク

  • 喉が渇いたときに水ではなくソフトドリンクばかり飲んでいると、体が十分に潤わない
  • その結果、尿量が減って菌が流れ出にくくなり、UTIのリスクが上がる

3. 間接的な関連:糖尿病とUTIの関係

  • ソフトドリンクの飲み過ぎは血糖値を上げやすく、長期的には糖尿病リスクを高める
  • 糖尿病になると免疫力が落ち、尿糖も増えるため、UTIにかかりやすくなる。

4. 炭酸・カフェイン入り飲料の膀胱への刺激

  • 一部の炭酸飲料やカフェイン飲料は膀胱を刺激して頻尿や膀胱炎様症状を引き起こすことがある(ただし、感染ではなく「症状」に限ることも多い)。

と、一応、「無関係ともいいがたし」みたいです。

まぁ、一般論として、砂糖水をガブガブ飲むのは体には良くないので、ソフトドリンク全般は控えるべきですね。せっかく授かった命、ソフトドリンクのの水着ごときで縮めるのはもったいないというものです。

日中暑くても、日が落ちてしまえば過ごしやすい気温です。明日は珍しく金曜日ですが買い出し。朝4時前に起きていってきまーす。

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