20年越しのアニラオダイビング

今日もたくさんのダイバーさんがアニラオに来てくださいました。日本からは沖縄のモアナブルーさんが。去年も来てくださって、今年は時期を一月ずらして、より気に入っている時期にいらしていただきました。コンディションも良く、いい海で潜ってもらえています。水温29度。

20年前のアニラオを知る方

ボートが出たあと、ハウスリーフではリフレッシュコース、いわゆる思い出しコースをやっていました。参加されたお一人が「20年前にアニラオで潜っていた」とおっしゃるんですね。駐在としてフィリピンに戻ってこられたとのことでした。おかえりなさいませ(^o^)

ログブックをお持ちだったので見せてもらったところ、潜っていたのはサンビームさん。アニラオにできた日系リゾートでは最も古いところで、今は残念ながらなくなってしまいました。万物は流転しますね。

驚いたのはここからです。20年前その方がサンビームを訪ねていた頃、今マグダレナでインストラクターをしているジュンジュンと、そのいとこのダイブショップのクラリッサがサンビームに住んでいたとのこと。

それぞれ12歳と6歳くらいで、サンビームで仕事をしていたそれぞれの父親のロミー(ご存知のインストラクター)とオベット(こちらは現役ガイド。当時は守衛さん)と一緒に住み込みしていたそうです。

もちろんお互いを覚えているわけではありません。それでも、ダイビングを通じて昔のアニラオを知っている人とまた知り合えるというのは、なかなかにないことですし、ちょっとした歴史を感じます。

ロミーは亡くなってしまいましたが、オベットは守衛さんからマクロではそこそこ有名なガイドになりましたし、当時子どもだったジュンジュンもクラリッサもダイバーになってちゃんと仕事ができています。世代をまたいで、ダイビングに関わる人たちがこうして繋がっていく。人類史からみたらほんの一瞬ですが、アニラオのダイビング史の中にみんな生きて、そして退場していくんだなぁとちょっと感慨深くなりました。

これからも、こういうダイバーの営みがちゃんと続けられますように。アニラオの海が温暖化や環境破壊を生き残って、これからも世界中のダイバーを受け入れられる健康な状態でいてほしいと、あらためて思いました。

午後はオープンウォーター講習

午後からはオープンウォーターのトレーニングも始まりました。今回はチャレンジングで、68歳と71歳の方です。普段から健康に気を遣って、しっかり運動もされている方たちなので大きな心配はしていません。

ただ、マグダレナで普段トレーニングしている30代から50代のダイバーさんと比べると、少し時間がかかるかもしれません。金曜日までいらっしゃるので、ペースを守りながら、時間をかけて何とか講習を終えられるよう進めていきます。年齢を理由に諦めず、自分の体と相談しながら海を始める方を見ていると、こちらも背筋が伸びます。

20年という時間を挟んで、同じ海の同じ場所を知っている人と再会できたのは、今日いちばん嬉しかったことでした。来てくださったダイバーのみなさん、そして毎年戻ってきてくださるモアナブルーのみなさん、ありがとうございました。

最後に一つだけ、海好きの方へ。ログブックは細々とでも続けてつけておくと、こういう時に役に立ちます。20年前の自分がどこで何本潜ったかが残っているだけで、人と人が思いがけず繋がることがあります。紙でもアプリでも構いません。自分の海の記録は、残しておいて損はないですよ(^o^)

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