よく晴れた土曜日、28度の海へ
週末土曜日のアニラオ。今日も気持ちのいい青空が広がり、ボートは水温28度台の海へ出航しました。特に島側は透視度良好です。

ソンブレロでは、普段は「オリビアシュリンプ」が主役なのですが、今日はその横にいた「ハシナガベラ」がフィーチャーされました。穴の中など暗がりを好む子で、すぐに隠れてしまうため、オリビアシュリンプよりも撮影難易度は高いかもしれない子です。



あと、海の団子虫も。ハダカハオコゼは沖縄ではよくいる種だそうですが、アニラオでは珍しい部類です。
ボートが出た後のハウスリーフでは、オープンウォーターダイバー・トレーニングや体験ダイビング。大人数でワイワイ楽しくできました。


午後はコアラへ。マグダレナのハウスリーフにもアカモンガラは多いのですが、ここはブリザード級にいますし、囲まれます。ホワイトアウトならぬ、アカモンガラアウトで遭難しそうになります。
まとめて捕獲してはんぺんにでもしちゃいましょうかね?
14年ぶりの再会
前職のパシフィコ・アズール時代にお客様だった元駐在員のネコさんが、インド赴任を終えて日本から遊びに来てくださいました。

数えてみたら、なんと14年ぶりの再会。
お互いあまり変わっていない印象でしたが、私は少し丸くなったかもしれません(笑)。こうして年月を経てもまた一緒に潜れるのは本当に嬉しいものです。
インドのムンバイで通じそうなマグダレナの食事
私たちがマグダレナを始めた頃にはすでにフィリピン駐在を終えられていたので、マグダレナは初めて。「どうしてこんなにご飯が美味しいの?」と、以前のアニラオの食事と比べて、とても嬉しい感想をいただきました。



ディナーのさっくり揚がったチキンカツやエビ、ひじきサラダを見られたネコさん、「これくらい作れれば、インドのムンバイで日本食レストラン出せますよ」との評価をくださいました。
約2,000万人が生活するムンバイ経済圏に在留日本人は700人。まぁ許せるレベルの日本食レストランはたった2軒だそうです。3軒目の日本食レストラン、レストランマグダレナはムンバイに近日出店予定!ではありません。
確かに、以前より料理のレベルはかなり上がったと思います。これもひとえに、料理監修を担当してくれている奥さんの努力の賜物。日々の工夫と試行錯誤とスタッフへの飽くなき指導に、私もただただ感謝です。
お客様に「美味しい」と言ってもらえるようになって、本当に良かったとしみじみ感じます。
懐かしい図鑑『日本の海水魚』
元駐在員のネコさんから図鑑のプレゼントをいただきました。伝説の図鑑『日本の海水魚』です。昔のダイブショップに常備されていた図鑑といえば、圧倒的にこれでした。

今はサイズが小さくなった新版の『日本の海水魚』を著者・吉野雄介さんのサイン入りで持っていますが、今回は前のバージョン。
状態もほぼ新品で、電話帳のような厚さが懐かしいです。
マグダレナの図書スペースに置いてありますので、懐かしい方も、ダイビングの一歴史を垣間見たい方も、ぜひ手に取ってみてください。
サンセットダイブで締めくくり
夕方はサンセットダイブ。ナイトかサンセットで悩みましたが、「晩御飯を食べながらお酒を飲みたい」ニーズを満たせるサンセットに。ハウスリーフなので、ニシキテグリ狙いではないです。

アニラオ14年ぶりのダイブのネコさんはマグダレナハウスリーフで潜るのは初めてでしたが、「サンゴが綺麗でいいですね」とお褒めの言葉をいただきました。
マグダレナのゲストのみなさんにとっては、トレーニングでよく使うハウスリーフ。実は他のダイビング屋さんはボートで来て潜るほどの、なかなかに侮れない良いポイントです。
人気のコアラにも劣らない良さが実はあったりします。
みんな大好きビューティーコンテスト
同じ夕刻、マービンはアニラオから2時間弱の距離にある地元のビューティーコンテストに参加している長女の応援に。

夜10時終了の予定が、気づけば深夜0時まで。
フィリピンの方々は本当にビューティーコンテストが大好き。結果は見事、賞を一つ受賞して1万5千ペソをゲット。
ただし、メイクアップだけで4,500ペソ。1回歩くだけで1,500ペソ。何回歩いたか、お金を出しているマービンパパも数えてないという混乱っぷり。
私やジュンジュンも寄付を出しましたが、差し引きマイナスなのでは?
ルッキズムだとか、性を商品にしているとか、何のためのビューティーコンテストなのか、何か意味があるの?とかいろいろと今のご時世ではツッコミどころがあるかと思いますが、出ている本人たちにとっては大切な人生のイベントのひとつなので、よいのでしょう。
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