アニラオ準備日。月曜日に引き取ってきた、新屋根材、器材干場に設置。
白色でものすごく明るい感じになりましたが、将来汚れも目立ちそうなのがちと心配。まぁ、2年ももてば良い方でしょうか。台風のときには取り外します。
色あせたカメさんたちたちは、再塗布で生き返ってもらいました。バビーは、マービンがいないとよく働くことが判明。それか、この前ベッドを格安で引き取った魔法が効いているのかも。
ランチは、ビーフンと揚げ春巻き、豚骨スープに。
杏仁豆腐。キッチンスタッフが作るより、格段に美味しいのですが、奥さん一人にまかせて作り続けるわけには行かないので、少なくともアシスタントできる現地人にほうぼう当たっています。
キッチンスタッフがいなくなったのをいい機会に、料理しながら冷蔵庫と冷凍庫の中身の整理。意味不明に蓋の割れた調味料容器多数。
デザイン上、こちらのつまみがあって、取り出しやすいように大きく仕切られている方を開閉すべきところを、本来容器に固着して蓋を支える側の小さい部位を無理に開け閉めしていたことが伺われる破損でした。
蓋付きの調味料入れを使ったことがなかったことに加えて、形状からどのように使うべきかの判断もできないのです。
開封して中途半端なホットケーキミックスが3つも出てきました。他のスタッフと違って、キッチンにしか携わっていないのに、冷蔵庫の中に何が入っているのか把握できていない、とにかく在庫管理のできないスタッフで、小学校もきちんと修了していなかった、両親に早く先立たれた貧しい出自は、大人になってもリカバーできるものではありませんでした。
結果的に彼女が辞める前に開催した、日曜日午後のスタッフミーティングで、「使いかけの食材から消費するのは、家で料理するときでも同じで、常識でしょう?」とスタッフ全員に同意を求めたのですが、このスタッフの家の冷蔵庫には、飲料水しか入っていないことを今日知って、日本人がフィリピン人に合わせたささやかな常識さえ、非常識となる人だったのだなと実感。
学はなくても、家族も持てるし、子どもも産めるのですが、教育が足りないことで被る不利益は明らかにありそうです。もう関わることはない人間だろうけれど、彼女とそのささやかな家族に幸あれかしです。あとは、神様、どうぞよろしくお願いします。
調理初日にして指を切った奥さん。不詳私、お手伝いする光栄を得ました。土曜日ランチ予定のローズマリーチキンの仕込み、味が薄かったり、塩辛すぎたら、私のせいです。m(_ _)m
昼到着で2ダイブのゲストさん。初めてのアニラオの夕日がなかなかのもので良かったです。
新月後のサンゴの産卵はいかにということで、一人ナイトダイブしてみましたが、産卵の気配はなし。一方、暗い夜なので、浮遊系には適した夜だったようです。
ナイトダイブ中ずっとパチパチと弾けるキャンディドンパッチのような音がしていたのですが、新月後の暗い海にたくさん浮遊していたエビの跳ねる音ですかね? それともテッポウエビ? 謎です。動画は音だけに注目してください。
夜といえば、コバンウミウシ。
丸裸オラウータンクラブ?
紅白2個体仲良く棲んでいました。
夜はイバラカンザシもカンザシヤドカリも、なかなか引っ込みませんね。夜の住人であるらしい。
昼はまんまるいマンジュウヒトデ、きっと寝ているんだと思います。夜はヒトデ型に近づいて、しかも柔らかい感じ。ヤドカリの重量でクッションのように凹んでしまうあたり、日中掴んだときの硬さとは別物です。マンジュウヒトデについて、少し詳しくなった夜でした。
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