幻のロッキーマウンテンオイスター

7月2回めの営業日週末。朝のラジオ体操時には、虹が。雨季の朝は正面に虹の発生率が高いので、虹を確認するついでに、目覚めの体操もどうぞ。

アニラオの虹

平日すこしあったウネリもとれて、良い海況。新月の大潮なので、午後は流れがかなり強く出ましたが、透明度も良好で、かなりの良いコンディションです。水温30度。

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トレーニング後の初ファンダイブ。器材の組み立て、覚えてますよー。

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水の中での中性浮力も、なかなかグッドでした。

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コロナロックダウン前に買っていた、TG6の初陣。ベテランのTG4(右)と一緒に。オリンパスのハウジングにもれなくついてくる、赤のレンズカバーは邪魔なので一度も水につけることもなく除去してあります。

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ゲストの皆さんのTG6の写真をみていて、前から思っていたのですが、6の方が赤味がこころなしか強く出るようです。6撮影のキイロウミウシ。

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4撮影のキイロウミウシ。水中マクロモーロでの背景のボケ味は4の方が強いような。

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6はシャープでクールなイメージ。

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4は少し温かみあり。まぁ、デジタルなんで、後で色は変えられますけどね。

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JPEGで記録したときのファイルの大きさは、TG4の方が大きいです。画質がそれほど違わないのであれば、小さい保存ファイル容量のほうがうれしいですね。

コロナ禍ならではの水中ゴミの、フェイスマスク。これをひろったカバンコーブは数ヶ月前に漂着したマスクなどのゴミが海外メディアに取り上げられてプチ炎上したポイントです。その後ゴミ拾いできれいになりましたが、それでも見つかりますね。もしかしたらボートから落ちたものかも。

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透視度良好で人気のソンブレロですが、つけたブイが片っ端から紛失するので、現状再びボートを停泊するのにアンカーを投げています。

あたったサンゴは破損の憂き目に。

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ものによっては、折れたあと再び癒着合流してそのまま生育を続けるものもありますが、アンカーを投げずにすむのなら、それに越したことはないのは間違いありません。

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せっかくアンカー禍を生き延びたサンゴも、シロレイシガイダマシに食べられつつあったので、この食害貝、除去しておきました。

ソンブレロのトゲチョウチョウウオ(左)とスダレチョウチョウウオ(右)。

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前職のダイブショップにいたときにマニラ郊外在住のご隠居ダイバーさんが、アニラオでは珍しいスダレを見つけて興奮していたのを思い出します。亡くなった私の父と同じ歳でしたので、今年78歳。きっと今でもフィリピンで幸せな余生を送っていることだと思います。

今週初めて試してみた、自然素材を使ったハエよけ。これまでは、ろうそくを灯して熱で避けていたのですが、消毒用アルコールのおいてあるテーブルの上に火元は良くないということで。

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ダイニングスタッフの観察によると、ハエは減ったように見えるとのことですが、ゼロにはならないです。「クローブにハエ、ピンポイントでとまっていたよ」というゲストさんの証言もありで、結局どちらなのでしょう。クローブを刺したオレンジの見た目がコロナっぽく見えるのは、コロナに意識を占領されているからです。

奥さん監修というか、ほぼ奥さんが作っているリゾートの食事。朝食は片手サラダサンドでした。福山雅治の歌う「幸せのサラダ」(キューピーのCMで使われている曲)、端末に移すのを忘れていて、朝食時にダイニングで流すことができず。次回忘れないようにせねば。

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ランチはガパオ。自家製ピクルスでお口さっぱり。

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夕食は、初登場のダージーパイ(大鶏排)。カレー風味でなかなか美味しくできました。

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日没後の焼けは、皆さんに喜んでいただける、なかなか見事なものでした。

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6月8日にS&Rで売っているのに気づいて、なかなか実現しなかった、牛の睾丸を使った、北部アメリカの珍味、ロッキーマウンテンオイスターを作ってみることに。

さばき方で参考にさせていただいたのは、こちらのYouTubeチャンネル。動画では豚の睾丸を使っていますが、牛のでもほとんど構造は一緒でした。中央の白い部分をそぎ取るのがミソ。

肉屋さんの使う包丁は本当のよく切れるようで、動画のようにあっさりと下処理を済ませたかったのが、切れない包丁で時間のかかること。グロかったのと、手がドベドベだったので下処理時の写真はなしです。掃除の終わったキッチンを更に汚してしまい、キッチンスタッフと奥さん、すみません。。

作ってみましたが。

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ころもの仕上がりがいまいちで、ゲストの皆さんに出せる品質にならず、スタッフへ。味は、柔らかいレバーっぽい味に、ほのかな苦味があります。この苦味はときに思い出されるもので、そういう意味では、また食べたくなる食べ物なのかもしれません。

アニラオでロッキーマウンテンオイスター

次やるなら、ちゃんと研いだ自分の包丁で、切ったあとの肉の水気をキッチンペーパーで拭き取って、ころもは片栗粉多めでやってみようと思います。

ちなみに、スタッフ内では、バタンガス出身者は男女ともに食べられず(そもそもマービンなどは好き嫌いが多い)、ビサヤ出身のガードマンとコンプレッサーマンの胃に収まりました。ダプルは食べたのかな?

次回営業日は、7月17日18日の土日です。まだご宿泊余裕がございます。皆様のご予約、お待ちしております。

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