日曜日のアニラオです。
昨日今日と、珍しく釣りのゲストさんがいらしていて、ボート出発前にコーストガードのチェックを受けなければいけない害悪システムをどうするかということで、今日は朝5時30分からマグダレナにコーストガードの担当者に来てもらうことに。
とはいっても、ちゃんと遅刻して、6時ごろやってきました。それでもお役人が早朝から稼働するのは、珍しいことです。システムはアホみたいでも、末端で働いている人間はただの真面目くんなのかもしれません。どこかの島出身だとうわさ話好きのマービンがいっていました。
マグダレナにコーストガードが来ているのでとばっちりをくったのが、隣のマユミリゾートのゲスト。ボートのうち1台が、書類不備で出港停止。結局代わりのボートも見つけられずに、リゾート前の海でスキンダイビングをしていました。
水温30度。透視度良好です。
珍しく、ズグロダテハゼ。
幸せの黄色いハナヒゲ。
全身丸出しのイレズミウミヘビさん。
ペアは珍しい、アシビロサンゴヤドリガニさん。写真提供、まるすさん。ありがとうございました。
ボートが出たあとのハウスリーフでは、オープンウォーターダイバー6人誕生。おめでとうございます(^o^)
昨日から釣果のなかった、釣りゲストさん。午前にゴマモンガラゲット。ただ、シガテラ毒があることがあるので、両手を振って「はい食べましょう」とはいえない子でした。
で、午後も頑張って、水深100メートル以深から釣り上げられてきたのがこちら。
タチウオの仲間で、ヒレナガユメタチです。ロウニンアジなどのアジや底魚のラプラプなど、昨日から試行錯誤されていましたが、最終的には、深めの水深の中層遊泳魚を狙うのが、アニラオではどうやら良いらしいという結果に。
ヒレナガユメタチ、これまでも2回捕獲例があるのですが、どちらも釣りではなくて、なにかに襲われて弱って表層を漂っているのを拾われてきたものでした。
ボウズコンニャクの市場魚介類図鑑によると、味は非常に美味だとか。
コンプレッサーマンのジェルウィンは料理も結構得意で、ローカルがよく食べる方法、酢とスパイスに漬け込んでから、油であげる料理になりました。
釣り上げたゲストさんも、お変わりするくらいの美味。
キノコと一緒で、自分でとってきたものには、シガテラ毒や赤潮の毒など、危険は伴いますが、苦労の末に食べる美味はまたひとしおでしょうね。
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