クラゲと共生する魚ハナビラウオ他

土曜日のアニラオです。台風12号はすでに大陸へ。ただ南シナ海の海を荒らしてくれたみたいで、沖合からうねりが入っています。

天気は申し分ないのに、波はまるでハワイのサーフィン会場のよう。めったにない光景にただただ見惚れてしまいます。

というわけで、ファンダイブ組もトレーニング組も、半島東側へ車で移動してダイビング。

先週ぐらいからちらほら見られる、頭に王冠のような突起のついた、キングホイミスライムみたいなクラゲ、半島を回り込んで東側のマイニットスクールあたりに数個体流れてきていました。

クラゲの寿命については詳しくないですが、結構ぼろぼろになってきていて、寿命が近そうな個体が複数。ときには海底に沈んで休んでいるような素振りもみられました。

で、先週までに見かけた個体には魚がついていなかったのですが、今回のには、破れた傘に隠れるようにすんでいる子ちゃんたちが、観察できました。

こんな子とか。ハナビラウオかな?

こんな子とか。こっちのほうが賢いみたいで、たえずクラゲの反対側に回り込むように移動を繰り返してくれていて、撮影しづらいことこの上なし。ハナビラウオのほうがおっとり系みたい。

他には、もっと小さい子もいたのですが、ひだの奥にいて撮影できず。

クラゲの仲間のイソギンチャクに共生するクマノミ類は、自分が宿るイソギンチャクの毒に対する耐性のある粘膜で毒から身を守ると聞いたことがあります。

今日見かけた子たちは、魚としてはまだ子どものステージだと思うのですが、自分が隠れるべきクラゲの毒に対する耐性はすでに持っているんでしょうね。もしや、耐性はなくても、触手に当たらなければどうということはないという危険と隣り合わせの日常を過ごしている説もあり? 

そもそもアニラオには大きめなクラゲがほとんど出ないので、たまにあるこういうチャンスで共生する魚も一緒に見られると、それは嬉しいものなのです。もっとクラゲ流れてこないかなぁ(って、増えたら増えたで嫌ですけど)。

奥さん日本に一時帰国中ですが、キッチンスタッフ頑張ってくれています。ウフマヨとか新メニューもきちんと再現できています。ガンバれーキッチン。

1,800本記念の方がいらしたので、スタッフからお祝いのカードを作るための写真撮影。入れ替えもありますが、現行スタッフ、少数精鋭で頑張っています。

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