アニラオでのダイビングのウェットスーツは、寒がりでなければショーティー(半袖半ズボン)でも十分潜れます。鼠径部(そけいぶ)と脇の下を保温できれば、体温はそれほど逃げません。ただ、写真や動画を撮る人は、撮影中に万が一あちこちぶつけても痛くならない、長袖のほうが向いています。日曜日、マニラから通っている常連のゲストさんがショーティーを1着新調していらっしゃいました。
ショーティーと長袖、ダイビングのウェットスーツはどっちがいいか
寒さに強い人はショーティー、水中で写真や動画を撮る人は長袖が私的にはオススメです。今回ショーティーを買われたゲストさんはガッシリした体格で、あまり寒がらないタイプ。マグダレナのレンタルウェットスーツは長袖ですが、ご本人が選んだのは半袖半ズボンのショーティーでした。
私も昔はショーティーを愛用していました。水中での動きやすさは、長袖のフルスーツと比べて圧倒的です。腕も脚も動きが軽い。お風呂マットみたいな色と質感の変なショーティーを愛用していたものです。
半袖のウェットスーツでも寒くなりにくい理由
体温が逃げやすいのは鼠径部と脇の下です(あと頭部)。この2か所が保温できれば、半袖でも思ったほど冷えません。ショーティーは二の腕から太ももまでを覆うので、その条件は満たしています。
冬に半袖短パンの小学生をみて、「寒そう」と思うほどには、冷たくならないのが水中ショーティの不思議なところです。
その一方で、私が長袖に戻したのは一つは、撮影のためです。もう一つはクラゲアレルギーになってしまったからです。写真や動画を撮っていると、カメラで被写体に向き合う時に、気をつけてはいても構えてなにかに触れることは避けられないもの。若いうちは、傷も勲章などと思っていましたが、クラゲに刺され続けた結果、クラゲアレルギーになってしまってからは、大人しく長袖を着用することにしています。
普通のダイバーでクラゲアレルギーになるほど潜ったり刺されたりを続ける人は稀なのですが、ノンプロでも2,000本を超えるような人で、クラゲに刺されることが多い人だと、アレルギーになることがあるようです。
私の場合は、刺されても激しい反応は出ないのですが、中華料理などのクラゲの前菜を食べると蕁麻疹が出るようになっています。かれこれ10年以上前のことですが、それ以来、大好きだったビール+クラゲは封印しています。
クラゲが気になる人は、長袖のラッシュガードを重ねる
というクラゲアレルギーの危険もなくはないので、ショーティー+長袖のラッシュガードがオススメです。クラゲの触手は薄い生地一枚でだいたい防げます。
男性の脚については、そこまで神経質にならなくて大丈夫だと思っています。すね毛があるぶん、クラゲが触れても無傷なことが多いです。
ウェットスーツのサイズ「LG」は「ラージジャイアント」
ゲストさんの新ウェットスーツの袖には「LG」と書いてありました。普通はL・M・Sと入るところです。場所的にサイズの記載されている部分なので、液晶テレビのメーカーのわけはなく、LがLargeなのはわかりますが、Gってなんだ? Great? あと、LGとくれば、BTQと続きそうですが、そうでもない。

調べてみたら「ラージジャイアント(Large Giant)」の略でした。進撃の巨人みたいで強そうですが、意味は「身長がラージで、かつ胸板や肩幅が大きい人向け」。
同じ発想で「ラージトール(LT)=ほっそりと背が高い人向け」「ラージショート(LS)=幅はあるけど背が低い人向け」もあるみたいです。日本だと、ウェットスーツは採寸して作ってしまう人が一定数いますが、そこまでこだわるほどでもない南国だと、こういう微調整はありがたいかも。
大気の変な渦
金曜に出たマビニ町役場の遊泳・水上活動禁止令は、土曜に解除されました。天気も回復に向かっています。ただ風はまだ強くて、海には波が残っています。日曜のダイビングは、半島の東側へ移動して実施。



中国大陸に突入して消滅したと思った台風18号。そのものがもう一回海上に出てきたのか、または、影響でできたのかわかりませんが、南シナ海で大陸よりのところに低気圧の渦ができていますね。その影響みたいです。
日本周辺にも変な台風が沢山できたりしていますし、フィリピン近海の台風もいつもより発生傾向が異なるみたいです。
朝食は和食でした。5品が並んでいる様子は、「レッツ・ボルトイン」のボルテスVっぽいです。



昼は中華で、麻婆豆腐とビーフスープ。デザートは紅芋(ウベ)とモンゴのアイスクリームです。豆がのっているぶん食物繊維が増えるの嬉しいです。
中国産のキウイはスタメン落ち
午後になって、翌日の朝食の下ごしらえ中のキッチンに顔を出しました。月曜の朝食デザートはキウイフルーツの予定。先日カルティマール市場で仕入れたものです。ただ、日本で見かけるキウイより小ぶりで、種類も違うっぽい。パッケージを見ると中国産。出す前に心配だったので、味見してみることに。

固くて繊維質で、しかも強烈に酸っぱい。味は青リンゴそのもので、甘みゼロ。あまりにひどいので、翌日の朝食デザートからは落選になりました。代役は別のフルーツにしてもらいます。
キウイフルーツはニュージーランドが有名ですが、原産国は中国です。中国から出て、ニュージーランドや日本など、各国を回るあいだに品種改良が重ねられて、いまスーパーに並ぶ甘いキウイになりました。今回の中国産キウイは、その改良前の原種に近い味だったのだと思います。元祖が一番おいしいとは限らない、というお手本のようなキウイ。
キウイは皮ごと食べるといい、という話を聞いたことがあります。
栄養素というよりは、ちょっとの毒がむしろ体に良い、という斬新な発想です。世の中の健康常識は、昭和の頃よりはずいぶんとバリエーションが増えたものですね。
ま、それでもキウイを皮ごと食べるのなら、この中国産のではなくて、日本でも売られているような美味しいキウイでやりたいものです。
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