アポリーフツアー考1)塩水シャワーじゃないアポリーフツアーを目指して

  2011年にアポリーフツアーを実施するために、2010年12月14日から17日まで視察に行ってきました。
 アポリーフのツアーというと、これまでにあったのは以下のパターン。
1)大きな船でクルーズツアー
2)パンダンアイランドリゾートを基地に日帰りか1泊から2泊のショートクルーズ
3)(ローカルのみですが)サンホセを基地にショートクルーズ

 1)のクルーズは、日数が必要なのと、費用が割高、人数がそろわないと催行できないというデメリットがありました。2)については、リゾートはノンエアコン、シャワーは塩水、部屋の照明がものすごく暗い、オーナーがケチで融通が利かないというデメリットが。3)については、空港があるというメリットはありますが、アポリーフまで海路で遠いというデメリットが。
 というわけで、今回目指したのは、2)のパンダンアイランドリゾート発とアポリーフまでの距離は変わらないけれど、住環境のよりよい宿泊施設を利用したツアー。
 今回は視察なので、往復陸路で行きましたが、ツアーとしては、サンホセの空港を利用した行き帰り飛行機のパターンか、行きはサンホセの空港利用で帰りは陸路+フェリーでマニラ行きのパターンの2パターンができるようにと考えています。

 以下、視察の様子を紹介していきます。陸路で行きたいバックパッカーの役にも立つかと思います。

ミンドロ島の地図はこちら。

 12月14日。バタンガス港4時出航のアブラデイログ(Abra de Ilog)行きフェリーに乗船。2010年12月の段階で、アブラ行きフェリーは、4時、10時、12時、16時でした。フェリーはモンテネグロ(Montenegro)とバレーナの二種類が走っていて、モンテネグロの方がスピードが速いそうです。4時の便は本来モンテネグロのはずでしたが、2時に臨時便を出すのに使ってしまったらしく、足の遅いバレーナを使うことに。
 料金は、バレーナが車2400ペソ(ドライバーの料金込み)、人は280ペソ。モンテネグロが車2800ペソ、人340ペソでした。
 港にはコカコーラなどソフトドリンクを積んだトラックがフェリーを待っていました。ミンドロ島内には、ソフトドリンクの工場がなく、ルソン島からすべて運ばれてくるため、ルソンに比べてソフトドリンクの料金が高いとのこと。

この車で行きました。フェリー乗り場でエンジン冷やし中。

ソフトドリンクを積んだトラック。

 4時出航予定のバレーナは、少し遅れて4時30分出航。アブラデイログ到着は7時20分だったので、2時間50分の船旅でした。モンテネグロ利用で海況がよければ、バタンガスからアブラまで2時間で到着可能。


 バレーナの客室には二段ベッドが置いてあり、仮眠をとることも可能です。トイレはかなり汚いので、覚悟しておいた方がよいです。


 イスはこんな感じ。店内には売店もあるので、カップヌードルやパン、コーヒーを買うこともできます。


 朝日を背後に、本当は乗るはずだったモンテネグロとすれ違いました。

 さて、Abra de Ilog。Ilogとはタガログ語で「橋」の意味。川が多くて橋が多いので、この地名だそうです。港はこんな感じのとてもシンプル。

 
 フェリーが着いたらすぐに車が降りていきます。フィリピンではいつものんびりなのに、ここは予想以上に降りるのが速くて、意外でした。

 港を降りるとバスのたまり場があり、サンホセ行きのバスが待機していました。これに乗ってもサブラヤンに行けるはず。フェリー込みのサンホセ行きバスはマニラのクバオからも出ているようなので、マニラから直接だったらそちらを利用するのがいいでしょう。

 周りは水田とルソン島ではすっかり数の減った耕作ようのカラバウ(水牛)がたくさん。水牛の周りにはシロサギもたくさんでした。


 昔はほとんどが未舗装でしたが、今は大分舗装道路もできててきています。オキシデンタルミンドロ州の州都マンブラオ(Manburao)を通過して目的地のサブラヤン(Sablayan)には10時到着。陸路で2時間30分でした。

 タイプ2)のツアーの拠点となる、パンダン島もサブラヤンにあります。サブラヤンはオキシデンタルミンドロ州で最もひろい州。主たる産業は農業と漁業ののんびりした場所です。

 空港があり、州都のマンブラオより発展しているサンホセ(San Jose)はサブラヤンより南。サンホセからサブラヤンへの陸路も、アブラデイログからと同じ2時間30分程度の時間がかかります。空路でサンホセに到着する場合も、海路でアブラデイログに到着する場合も、陸路でミンドロ島内を走る時間は同じ程度です。

 利用した宿は、カントリーウッズリゾート(Country Woods Resort)。リゾートとはいっても、とってもシンプル。目の前は遠浅のビーチです。2008年建設で、全8室。ホットシャワーはありませんが、真水が出ます。部屋はエアコン。他にもローカルなリゾートはたくさんありますが、ここを選んだ理由は、アポリーフまで行けるボートとコンプレッサー、タンクを持っているからです。ただ、リゾート前に船はなく、パッと見ダイバーを受け入れるようには見えません。
 リゾートも、ボート・コンプレッサーも、オーナーはサブラヤン市長のMintu氏です。

 こんな感じのコテージが、

 こんな風に並んでます。

 
 コテージ前は庭。

 その向こうはビーチ。奥に見える陸の向こうがパンダン島です。 

 ツインベッド、エアコン、ミニキッチン付きで、一泊1500ペソ。


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