アニラオ豪雨警報の土曜日|停電・冠水・濁りの中のダイビング講習

バタンガス州の豪雨警報が明けません。土曜日のアニラオは、夜中の停電から始まりました。

夜中0時からの停電は、たぶん計画的なもの

激しい雨が降り出したのに気がついたのは夜半0時ごろ。ほぼ同時に電気が落ちました。電線が切れてショートするのを避けるため、送電会社が意図的に落としたのだと思います。

朝4時半から発電機を回してキッチンに電源を送りました。7時には復旧。この早さからしても、やはり計画停電だった可能性が高いですね。

雨は激しく降ったり止んだりの繰り返しでした。雨雲の塊があちこちにできているような降り方です。

ハウスリーフは使えず、車で半島の東側へ

この海況ではハウスリーフで潜れませんし、ボートも出せません。車で半島の東側へ移動してからのダイビングになりました。

ファンダイバーが準備している間もかなりの雨。

今日はオープンウォーター講習が8人。人数の多い日でしたが、ブリーフィングの間だけ雨が止んでくれました。おかげで声が雨にかき消されず、全員に届いています。

シークレットベイは、波はないのに何も見えない

午前中の練習のために東側へ向かったのですが、着いたころからまた大雨。シークレットベイは波こそ立ちませんが、山からの水で海はカフェラテ状態。

インストラクターが試しに潜行すると途中から全く見えなくなります。トレーニングでこれは危険だと判断して、一度戻ることにしました。午前は浅場での水面練習だけにして、潜るのはやめておきました。

水深16メートルで、やっと視界が開けた

ボートのファンダイブ組も遠くへは行けませんでした。風裏の半島東側出発とはいえ、マリカバン島まで渡るのは危ない。結局、沿岸で潜っています。

大変だったのは、濁っていない場所を探すことでした。ここだと思って入り、濁りを抜けたところで深度を見たら16メートル。昼間なのに、ほぼナイトダイブです。

以前ドロンジョさんと潜ったときに近い状況ですね。あのときはもっとひどくて、自分の手がギリギリ見えるか見えないかというレベルでしたが。

アニラオの透明度は、普段そこまで悪くありません。だからこそ、ああいう海に当たること自体がなかなかないです。皆さん無事に上がってきて、しかも「良い経験ができた」「楽しかった」と言ってくださいました。なんてポジティブ。救われました。

午後はプールに切り替え

午後の講習組は、マグダレナの斜め上のザ・シャックリゾートへダイビング用プールを借りることに。プール料金はこちらで持って、とにかく練習を前に進めることにしました。ちなみに、歩くと130段の階段が待っているのですが、荷物もあるのでトラックで送りました。

冷たかったのがプールの水です。海水温は30度あるのに、プールは26度。それでも皆さん最後まで頑張ってくれました。明日は天気が回復する見込みなので、続きは海でやりたいと思っています。

冠水と崖崩れ、日曜到着の方には延期をお願い

雨のピークはお昼ごろでした。アニラオに至る道が何か所か冠水して、車が通れない状態になっていたようです。皆さんが帰る午後には水が引いて、通行できるようになったのは不幸中の幸い。

今日送迎に使うはずだった一台の車も、家の前の道が崩れて車庫から車が出せずに代車を立てることに。このあたりの臨機応変は、スムーズにやってくれて助かりました。

懸念事項としては、シークレットベイへ向かう側の道は、崩れが始まっていました。目測では雨は今日がピークで、明日は収まってくるはずです。それでも大雨警報は出続けていますし、崖が崩れれば往来そのものができなくなります。

日曜日に来られる予定だった方には延期をお勧めして、承諾していただけました。

すんなり全部クローズにしてしまえば、それが一番やきもきしないで済むのでしょうけれど、7月の台風で流れたトレーニングで、今日にリスケジュールした人も多いので、できれば熱量のあるうちにダイバーになっていただきたかったのも一つの開催要因。

ん、ということは、このメンバーの中に雨女さんがいらしたのかな?

食事はどれもウマーベラス

マグダレナキッチンからの3食が揃う土曜日。朝食は台湾おこわなど。寒い状態で上がってこられる皆さん向けに、ランチはにゅう麺ととり天。

夜はウニとゆずの酢飯、ナス味噌田楽にサーモンのコーン衣揚げなど。今週も奥さんの創意工夫がふんだんに盛り込まれたメニューでした。ありがとうでした。

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