アニラオのガイド会「アニラオマクロスポッター」総会に行ってみた

台風接近で西側の海がうねっても、アニラオのダイビング講習は車移動に切り替えて予定通り進みます。水曜日のアニラオです。

朝ごはんはマンゴーフレンチトーストですよー。マロンガイ(モリンガ)入りのスープもヘルシー。

台風のうねりでも、トレーニングは車移動で半島東側へ

台風が沖縄方面に向かう影響で、アニラオマグダレナのリゾート前は波が立ち、ちゃぷちゃぷとした海況になりました。ボートは無理をすれば出せそうでしたが、無理はせず、東側車で移動しての実施にしました。トレーニングも同じく車で移動。

今回の台風18号は、現在沖縄付近。フィリピンからは距離があっても、影響がゼロにならないのが海の掟です。

学生7名が挑む、オープンウォーター講習

昨日到着のゲストさんは、日本から来ているサラマットAさんのグループです。アニラオの対岸にある半島の漁村を支援して20年のボランティアサークル(東京を中心に活動しています)で、学生さんが多く参加しています。3人は去年か一昨年に取得した方のリフレッシュ、残る7名はこれから初めてオープンウォーターダイバートレーニングを受ける方たちです。

7名の講習は予定が急に決まったこともあって、事前にオンラインで学習する時間がありませんでした。そのため午前中は昔ながらのビデオをダイニングのテレビで見てもらい、午後から車で半島部へ移動してのオープンウォータートレーニングとなりました。

スタディツアーで支援地域訪問の過密スケジュール後のトレーニングで、少し疲れも出ているかもしれませんが、若い力で乗り切ってくれそうな感じです。日曜日には日本へ帰る予定なので、それまでにアニラオの海を楽しんでいってもらえればと思います。

アニラオのガイド会「マクロスポッター」総会に参加して

アニラオマクロスポッターは、名前に反してマクロが得意でなくても加盟が可能な、事実上アニラオ唯一の公式ガイド会です。今日、私の会員ナンバーが104番だと初めて知りました。105番だとずっと思い込んでいたのですが、勘違い(*ノω・*)テヘ

名前に「マクロスポッター」と付いているせいでマクロの凄腕ガイドが集う梁山泊かと、注目されがちですが、実際はマクロが見えない・させない・知らないガイドも入っている、アニラオのガイド全体の会が実態に近いです。ガイドの環境保護税の免除など街役場との交渉なども一応担っていて、私も数年前から会員です。

現在、名簿上は145人のガイドが登録されていますが、全員がアクティブというわけではなさそうです。今年からは年会費を取り、払わない人は非アクティブ化する案も出ていました。今日は何年ぶりかに開催されたその総会で、145人中来ていたのは50人弱といったところでした。

見ていて気づいたのは体型のぽっちゃり度。うちのロナルドは割とシュッとしていますが、総会に来ていた人たちは8割以上がお腹ポッコリでした。日本の基準だと、BMI25以上で肥満クラスに分類ですな(つか、そういうあんたもでんがな)。

フィリピンの会合らしくちゃんと食事も出る(会費500ペソ先日徴収されました)ので、飲み食いが好きな人たちがそれ目当てで集まり、酒でも飲んで帰っていくバイアスで、その体型が多かったのかもしれませんね。

和やかにグダグダな雰囲気の中、新しいプレジデントと役員も選出されていました。

会場内を見回してみると、若いガイドがいません。ガイド会に入るくらいなので、そこそこの実績がある人が入るのかもしれませんが、多分35際以上です。うちにいるクラリッサが現場のダイバーとしては一番若いほうですが、それでももう26歳、経験が少ないのでまだガイド会には入会させていません。今日いるメンバーの中では、バイクが壊れた(痛恨のオイル交換無視でエンジン焼付き修理に2万ペソ)ので私の車で一緒に来たジュンジュン(30歳)が最年少くらいかも。他のリゾートの若手はどうなのだろうと思った日でもありました。

会場には、私のCMASインストラクター時代の先生であるジェス・ラピッドと友人のジェイソンも来ていました。彼もマクロの「マ」の字も撮らないタイプですが、マクロスポッターの会員だったみたい。

そういえば、親分肌のジェスは、この総会も、自分の場所でやろうかと最初は画策していた模様。ただ、全部来てしまうと145人の大イベントになるので、フィリピンCMASのオーナーが持っていたアクアトロピカルリゾートを総会会場に借りたようです。

私が昔働いていて、パシフィコアズールからほど近いこのリゾート。1980年代には、日本のダイバーも受け入れていた老舗ですが、この20年間ほどはほぼ営業していない半廃墟。一応電気はきていましたが、一世代前のダイバーが作って、そのまま引き継ぎ手がいなくて朽ちたままになっています。そういう物件は、アニラオにもいくつかあるんでしょうね。

複数世代にわたって成功し続けようとする意思はなかなか保つことができないみたいです。

ご飯控えめに盛ってみましたが、カロリー710キロカロリー、脂質32g、食物繊維4gとなかなかのもの。

CMASフィリピン代表交代に見た、フィリピンあるあるの内情

総会後の歓談の時間でジェスに振られたのが、CMASフィリピンの代表交代についてです。私もフィリピンCMASのインストラクターの名簿に名を連ねていますが、認定はずっと出していません(発行しているのはここ最近ずっとPADIのです)。この夏前に代表が変わったと聞かれ、知らないと答えたら、いろいろ教えてくれました。

新代表はボン・トラハーノ。もともとジェスたちと一緒に、私も含めて昔潜っていた仲間です。ボンちゃんですね(今送迎車を運転しているボンさんとは別人)。私自身はボンと仲が悪いわけではないですが、ジェス達CMASの前体制での中心人物と、ボンさんの間はかなり険悪になっているらしく、選挙のようなプロセスも、連絡もなくいきなり代表権をゲリラ的にゲットした感じで、なんとなく揉めている空気がありました。

その交代劇の結果、40年近く担当していたと思われる旧グループから、役員が全員入れ替わったとのこと(私が交流があったときでも70歳くらいだったから、そりゃ引退もしますよね)。以前のデータベースがきちんと引き継がれていなくて、インストラクターから新規の生徒まで、新しいシリアル番号になるらしいこと。CMAS Philippinesから、CMAS of the PhilippinesとOfが何故か名称に入るらしいこと。根本的なところから些末な部分まですべからく、フィリピンあるあるのぐだぐだした状況になっているみたいです。

今のところ、うちはPADIでカードを出しているので直接は関係ありませんが、データの消失やカード発行の遅れ、内紛でカード発行停止(そのときは、別団体に移籍して過ごすインストラクターもいましたね)といった話は、20年前に私自身もCMASがらみのゴタゴタに巻き込まれていたときと変わらずです。

PADIやSSI、TDI/SDIといったアメリカベースの団体は、オンラインで知識開発を受講できたり、多言語教材に対応していたり、認定書もアプリで表示させるようになるなど、仕組みが世の中に合わせて変わってきています。その一方で、フィリピンのCMASは安定の昭和的な運営をしているのがよくわかりました。

そういえば、フィリピンCMASのオープンウォーターダイバーの教材ビデオ、まだ私がモデルのを使っているみたいです。「当時はもっと痩せていたよー」といったら、「そうでもないけど?」と返されて、つまり、一昔前からメタボ体形認定だったことが分かった夜でもありました。

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