水中で地震にあうと

4月8日のアニラオとしては大きな地震発生から2日目。余震はありますが、大きな揺れはなりを潜めています。

午前9時頃、市役所から、気をつけながらだったらダイビングしてもよいという通知がきました。が、今日のゲストの皆さんには事前に大事をとって延期されるようにお伝えしておいたので、ダイビングはなしです。

先日水中で地震に遭遇したロナルドとはなしました。

地震翌日のロナルド。相変わらずおだやか。

地震翌日のロナルド。相変わらずおだやか。

午後の1本目のダイビングのそろそろ安全停止に入ろうかという45分過ぎ、大きな二階の揺れを水中で受けました。ものすごい音と振動で、海底に近いほど大きな衝撃だったそうです。

潜っていたのはベラの多いポイントで、普通ベラは刺激を受けると、がれ場の下などに避難するのですが、今回は海底のほうが危険だと思ったのか、水平方向へ逃げていったそうです。何匹かは避難場所を求めてダイバーの懐へ。魚にしてもパニクる状況だったようです。

揺れが収まったあとも20分ほどずっと地鳴りが続いていて、つづいて砂地の海底から土煙があがって全体にダイビングサイトが濁ったそうです。

一緒に潜っていたゲストさんたちの言。「水底からの波動と音が凄くて正直『人生終わった』と思いました。」「水中は何とも形容し難い音と衝撃、魚たちが一斉に動く様は異様でした。。。全く海を嫌いにはならないけれど、もう水中で地震は経験はしたくないかなσ(^_^;」。皆さんご無事で良かったですが、強烈な印象が残ったようです。

アニラオのあるマビニ市のお役所曰く、この地震でアニラオのサンゴの50%が壊れたといっていますが、調査に潜る時間があったとも思えず、いつもどおり適当なことを言っている印象です。余震がおさまたら潜って調べます。

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