マニラの睡眠薬強盗にご注意

アニラオの話ではありませんけど

週末いらしたゲストさんが、マニラで睡眠薬強盗の被害にあわれたばかりだというのをお聞きして、予防のために顛末を語っていただきました。

被害にあわれたのは、自営業の31歳の男性。3月29日に日本を出発し、台北乗り継ぎのフライトで、30日午前9時過ぎにマニラの空港に到着。

歩くのが好きだということで、空港からモールオブアジア(MOA)まで徒歩で1時間ほど移動。午前11時頃MOA着。

MOAで2万円をペソに換金し、朝食がまだだったので、MOA内のコストコ風スーパー(SMか?)で飲み物を購入。足りないので、フードコート脇のスタンドでシェークを購入。立ち席用テーブルでシェークの蓋にストローを指すのを失敗して、こぼしてしまうと、3人組のフィリピン人女性が寄ってきてティッシュを差し出してくれた。

一人は太っていて、一人は猿ににていて、一人は肌が荒れていた。特に美人でもなかった。美人が自分のような男に声をかけてくることはない。普通(以下)の容姿だったので、旅行者狙いの犯罪者であるとは思わず、ただの親切なフィリピン人だと思ってしまった。

肌の荒れている女性は日本語が喋れ、2年前まで愛媛に2年間いたという。年齢も同じ年だということ(後に逮捕されて判明した実年齢は40歳)。

昼食を食べたかと聞かれ、まだだと答え、親切にしたもらったので、昼食をご馳走しようと思い、オススメの店はあるかと聞くと、MOA内のシーフード料理店に連れて行かれた。

3人がしきりに勧めてくるビールを飲み、食事をした。スプーンで料理を口に運んでくれたりもし、男として悪い気持ちもしなかったので、いろいろな話をしながら食事をする。

スマートフォンに保存してあった宿泊する予定のホテル(チャイナタウンのオリオンホテル)のバウチャー、日本からレンタルしてきたポケットワイファイのどこにSIMカードがささっているのかや、パスポートなどを食事中の会話の途中で見せたという(後になって考えれば、見せるところまで聞いてくるのは怪しかったと後悔)。

食事は1,600ペソかかり、良くしてもらったので、1,000ペソ分は自分でもとうと提案すると、それは受け取れないと言われたことが、さらに3人を信じることにつながったという。

午後の予定を聞かれ、イントラムロスに行きたいというと、修学旅行生などがたくさんいて入れないと言われ、かわりにケソンシティにある公園が楽しいから、そこにいこうと提案されて、のることに。

3人が宿泊しているホテルのドライバーだという人間が運転する車で1時間ほどかけてMOAからケソンメモリアルパーク付近の公園へ。つまらない園内を小一時間ほど歩いて回った直後から記憶がなくなる。この時の推定時刻午後4時。

気が付くと、ベッドの上でうつ伏せに寝ていた(自分の予約した、オリオンホテルだった)。時計を見るとその日の午後6時。記憶が飛んでいたので、薬をもられたのかもと思い、財布を確認すると、残金80ペソ。両替したお金の大半が盗まれていた。その後、プレーステーションポータブル(PSP)とイヤホン、日本からレンタルしてきたポケットワイファイのSIMカードが抜かれていることも発覚。飛行機チケットはあったので、パスポートもあるものだと思っていたが、後日、紛失していることに気づく。

1日シャワーをしていなかったので、体を流そうとシャワールームにいくと、体に力が入らず、膝から崩れ落ちた。そのことで、強い薬を使われたのだと気づく。

その後、ホテルのフロントに被害にあったことをいったが、何もしてくれなかった。

地元の警察に行くと、何人かの顔写真を見せられ、その中に3人の内の一人、日本語をしゃべる女性の顔があった。どうやら常習犯であったらしい。

2014年からバックパックの旅行を趣味にするようになり、これまでカンボジア、ベトナム、台湾、タイ、シンガポールなどを旅行してきて、盗難等の被害にあったのは、はじめてのバックパック旅行のカンボジアで初日に200ドル入った財布をなくして以来とのこと。

MOAで遅効性の薬をもられて、2時間後に効いてきたのか、ケソンの公園で薬をかがされたのか、公園で睡眠薬入りの飲み物を飲んだ記憶が失われているのか、はわからない。

教訓としては、知らない人や会ったばかりの人とは食事にいかない。

後日、ローカル新聞のTONITE(2016年4月4日)に主犯格の女性逮捕とあわせて記事として取り上げられていた。主犯格の女は、Agnes Casupi 40歳。


マニラの睡眠薬強盗にご注意” への2件のコメント

  1. おそらく同じ3人組にやられました。。
    意識が無いあいだにクレジットから大量にぬかれてました。
    どうやってパスワード分かったんだろう?

    • うーん。災難でしたね。

      それにしても、捕まえて裁けないフィリピンの警察と司法って、あいかわらずですね。

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